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KNF(外国人にも必要な日本の知識)検定

説明会を実施します。

KNF検定の実施内容、対策方法やFTM(外国語の話せる添乗員)制度との関連について等、説明会を実施いたします。

 

新たな制度・検定のため不明な点がある、とお感じの方、説明会では以下について説明いたします。

  • FTM設立の背景(2023年以降のインバウンド、その受入れの状況や問題点など)
  • FTM制度詳細(FTMの位置づけ、各級の認定基準・申請方法など)
  • FTM認定後の活躍の場(各級で出来るお仕事・報酬など)
  • KNF(外国人にも必要な日本の知識)検定について(検定概要、FTM認定との関連など)

【実施日程】

 11月8日(金)13:30~14:20 

【実施方法】

 ➀会場参加 ②Zoom参加 ※LIVE参加となり、見逃し配信はございません。

【実施会場】

IJCEE関東本部 機械振興会館 本館地下1階B109または地下2階B208 

※説明会は無料となりますので、奮ってご参加下さい。

名称

外国人にも必要な日本の知識検定

・英文名称  Test of  Knowledge about  Nippon  for Foreigner

・略称  KNF検定 

実施主体

特定非営利活動法人日本文化体験交流塾及びTrue Japan Tour 株式会社が連携して実施する。

本検定の趣旨

 全国通訳案内士などの外国語ガイドが、訪日外国人に説明するために、真に不可欠とされる知識を検定する。

 今日、日本人自身が日本のことを良く知らない場合が少なくない。例えば、宗教である。日本の学校教育においては、宗教の内容を深く教えることは禁止されており、欧米の宗教教育とは、大きな差がある。

 しかし、今日、日本的な観光地とされる明治神宮、円覚寺、清水寺、金閣寺、龍安寺、伏見稲荷、東大寺、春日大社、厳島神社、中尊寺などは、全て宗教施設である。欧米や、イスラム教との対比において、これらの宗教施設が説明できなければ、外国人観光客に日本及び日本文化を伝えることはできない。

 また、高校教育においては、日本の歴史をその時代ごと教育する。しかし、外国人観光客においては、目前の観光施設そのものの説明を求める。その説明の一貫として、歴史に敷衍するに過ぎない。本検定では、まず、外国人観光客が訪問する観光地や観光スポットに関する知識の有無を検定する。

 さらに、個々の観光地を越えた知識である。例えば、歌舞伎、能、狂言、日本画、陶器などの日本文化。

 また、イスラム教やユダヤ教のための食事制限。地震・火事等の緊急事態に備えた安全管理など、観光ガイドに不可欠な知識を検定する。

 なお、本検定は、国際観光ガイドのみに有効な検定ではない。直接、国際観光ガイドに携わらない者にあっても、国際的な視野で海外の人々と交流したいと思っている者、ホテル・飲食店・観光施設などで外国人に接する機会の多い者にとっても、是非、受講していただきたい検定である。

KNF検定試験日程

年間3回(2月・5月・10月)実施予定

次回実施日程

2025年2月22日(土)   10時~11時30分

KNF検定に必要な知識とは

通訳案内士として、活動するには、基礎的な知識が不可欠です。さて、基礎的な知識とは何でしょうか。次の3点が必要です。その3点を考慮してKNF検定の問題を作成しています。

 

(1) ガイドに必要な知識

訪日外国人に日本の社会・風土・考え方などを理解していただくための説明に不可欠な知識です。

これは、日本人に説明するための知識とは異なります。日本人は、小学校・中学校・高等学校等の教育や、報道、家族等からの情報の取得により、一定の知識の共有があります。例えば、以下の名前など。

徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、明智光秀、石田光成、伊達政宗、北条早雲、武田信玄、上杉謙信、今川義元、前田利光、毛利元就等。それ以上の何倍もの戦国武将の名前を知っています。

しかし、日本を訪問する外国人の大半は、こうした名前を知りません。むしろ、15世紀から16世紀に戦乱の時代があり、その後17世紀に、300余国の大名と将軍といった統治システムができたことや、西欧の絶対王政に似た制度が確立されたことが、説明のポイントとなります。

このように、固有名詞や年代の暗記でなく、訪日外国人に日本の社会・風土・考え方などを理解していただくための説明に不可欠な知識が、通訳案内士に求められます。この意味において、高校や中学の歴史教育の延長でなく、ガイド目線から、知識の整理が必要です。

 

 (2) 通訳案内士の目線

ガイドが必要とする知識は、通訳案内士が一番よく知っています。今回対象とするのは、以下の知識です。(KNF検定の出題テーマ表より。★の配点は1点、★★★と★★の配点は2点で★よりも難易度が高い)

 

地理(歴史)    ★★★と★★の72項目

一般常識    ★★★★★111項目

あわせて、183項目の知識です。これが多くのベテラン通訳案内士が真に必要と考える知識です。

 

(3) 実践的な内容

外国人は、全国各地を平等に訪問するのでなく、東京、富士山、高山、金沢、京都、大阪、広島などの特定地域を訪問することが極めて多いです。とりわけ、清水寺、金閣寺、二条城などは、50分から1時間は滞在します。この特定訪問地において、滞在期間中の説明力がないことは、ガイドとしての能力不足です。旅行会社の求めるニーズに対応するために、本学習が必要です。正直、現行の全国通訳案内士試験を合格しても、主要観光地の知識は極めて乏しい状況です。合格後、新人研修や様々な専門研修を経ないと実践的な知識が欠如しがちです。しかし、2025年のインバウンドでは、ガイドは、絶対的に不足しており、即戦力の投入が待たれています。

FTM(外国語の話せる添乗員制度)認定要件

 本検定は本年、当グループが発足させたFTM(外国語の話せる添乗員)制度の資格認定要件の一つとしてご利用いただけます。

アサインの際の参考要件

当グループ、True Japan Tour株式会社のお仕事募集の際に選考の参考要件の一つとして本検定のスコアを活用いたします。

本検定の区分

名称

略称

合格基準点

外国人にも必要な日本の知識検定3

KNF検定3

検定試験において、70点以上の成績の者

外国人にも必要な日本の知識検定4

KNF検定4

検定試験において、60点以上の成績の者

外国人にも必要な日本の知識検定5

KNF検定5

検定試験において、50点以上の成績の者

KNFの出題範囲

過去に全国通訳案内に行ったアンケートに基づき、ガイドが知っておくべき知識を★でランク付けしました。

KNF検定では、このアンケート結果で★のついたトッピクに絞って出題いたします。詳細は以下の表をご覧ください。

 

ランク

対象となる事項数

出題予定数

事項数

地理

(歴史)

★★★

23

20

2点問題

★★

49

145

15

1点問題

一般常識

通訳案内の実務

★★★

27

20

2点問題

★★

82

41

5

1点問題

 

371

60

1点問題20

2点問題40

KNF検定対策講座

KNF検定で3級認定を目指す方に向けた対策講座を実施いたします。

検定試験対策としてだけでなく、ガイディングにも実践的に役立つ内容ですので是非、

奮って受講ください。

KNF対策参考文献

地理(歴史含む)

地域の歴史が学べる観光ガイドブックシリーズ(TJT出版)

Vol.1「東京編」

東京駅、皇居、明治神宮・原宿、両国ほか

Vol.2「近畿・岡山編」

平等院、東大寺、高野山、熊野古道ほか

Vol.3「京都編」

清水寺、大徳寺、嵐山、花街と祇園祭ほか

Vol.4「中日本編」

鎌倉、富士、中山道、伊勢・志摩、比叡山ほか

Vol.5「東日本・沖縄編」

札幌、平泉、仙台、金沢、日光、沖縄ほか

Vol.6「西日本編」

広島、出雲、萩、四国遍路、福岡、長崎ほか

一般常識(通訳案内の実務含む)


改訂版 国際人のための

日本文化の基礎知識

日本文化の基礎知識をわかりやすく説明したテキストです。

「国際観光ガイドの基礎知識」から、観光ガイドの実務に係る

部分を除き、日本文化に関する知識を抽出して掲載。

観光白書

訪日外国人旅行者統計、宿泊旅行統計調査、訪日外国人消費動向調査計

観光庁・通訳案内の実務

旅程管理主任者試験の出題範囲を除く

FTM制度/KNF検定に関するお問い合わせ

【FTM事務局】

日本文化体験交流塾及びTrue Japan Tour 株式会社

住所:東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 本館B109

電話:03-6432-0193

Eメール:info@tjschool.jp

担当:通訳案内士育成室長 秋本陽二