全国通訳案内士試験という狭き門を見事に突破した先輩の声をお届けします。
◆受験外国語:英語 ◆免除科目:英語(英検1級で免除) ◆学習年数:1年
2023年1月に全国通訳案内士の受験を決めて、1回目の受験で合格することができました。True Japanの先生方には、1次でも2次でも大変お世話になり、もちろん大変な勉強ではありましたが、一緒に学ぶ仲間もいたので、楽しく学ぶことができました。また、通訳案内士という仕事のことをより深く理解するためにも、True Japanに通ったことはとてもよかったと感じています。
【1次試験の対策】
■歴史
私は、受験を決めた後、まずは、中学校レベルの知識しかなかった日本史を中心に自分で勉強を始めました。日本史は、何度もオンラインで歴史の授業を聞き、NHKの歴史番組を見まくって、記憶していきました。
■地理
旅行好きだったのであまり苦労せず、白地図に要点を書きこんで、知識を整理していきました。
しかし、過去問を解くうちに、この試験は日本史なのに地理のような問題があったり、逆の問題があったりすることに気づき、暗記ではなく、立体的・多角的な視点を持つことが重要なのだと思うようになりました。そこで、一次の勉強の総仕上げとして「地理歴史Advanced」も受講することに決めました。旅行好きの私には、とても楽しい授業でした。
更に、最短距離で合格したいと思っていたので、何が出るのかさっぱり見当がつかない「一般常識」は、出題範囲をプロに教えていただこうと考え、一次試験対策講座を受講することを決めました。一般常識は、授業の内容以外のことはやりませんでした。
今年の一次試験は、地理で難問があったり、一般常識で出題傾向がこれまでと違うという点がありましたが、True Japanの授業で、現場をよく知る先生方からリアルにお話を聞く中で、知識や認識が醸成されたことで、難問でも選択肢の中から「正解」を引き当てて、合格できたことにつながったと感じています。
【2次試験の対策】
二次対策については、春ごろから他所でオンラインの個人レッスンを受けていましたが、他の受験生から刺激を受けたいという思いが強くなり、9-10月にTrue Japanの二次対策を「パック申し込み」で受けることにしました。
二次試験については、とにかく場数を踏む、色々なテーマを実際に人前で話してみる、ということがとても重要だと感じました。True Japan以外では、オンラインで知り合った受験生と週2回程度の練習会もしていました。実際の二次試験では、プレゼンは人前で練習をしたことがあるお題が出て、「本当にこんな簡単でいいのかな?」と思いながら話しました。さらに、通訳は授業でやった例題と非常に似た文章が出てびっくりしました。あまりに授業と同じだったことに気を取られて、逆に試験官の読み上げを集中して聞けなかったことを合格発表まで後悔し続けたほどでした。
本番は、それまでの授業や模擬試験よりも、試験官との距離が遠くて、更に、緊張も重なり、きちんとアイコンタクトを取れなかったことも反省点のひとつでした。
学ぶ中で、自分の知識が増えて、物の見方も変わっていくのがとても楽しい1年間でした。日本文化好き、旅好き、異文化コミュニケーション好きの人には、本当におすすめの内容だと思います。
正直、私は、試験に受かってもまだ、人前で英語を使って話ができるんだろうか、という不安があります。でも、引き続き、新人研修などを受ける中で、更に成長していけると信じて、やっていきたいと思います。
True Japan School
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